覚悟しな生徒会諸君!!!


生徒会のメンバーにどこに行くのか
聞かれたけど、いまはそれどころ
じゃなくて、


「…生徒会室。」



その一言を言い残して部屋を出た。





ーー…


生徒会室に着くと、扉の隙間から
わずかに光が漏れていた。



…だれか居るのか…?




そう思いながらも生徒会室の扉を
開けた。








…なんで居るんだ?




電気の点いた生徒会室には
今日屋上から出て行ったきり
見ていなかった椿咲哉がいた。




椿咲哉もおれを見て驚いているようだ。




おれは椿咲哉の言葉を無視して
テーブルに向かった。



…なんで?



さっきまでごちゃごちゃしていたはずの
テーブルや床にはゴミひとつ
落ちていない。


当たり前だが
そこにネックレスは落ちていなかった。




「…ない。」



思わず口に出してしまった。


それにおれを見ていた椿咲哉が質問を
してきたのでそれにも思わず答えて
しまった。




…なんで無いんだ?



もしかして椿咲哉がなにか知っている
かもしれないと思いネックレスのことを
話した。



すると、椿咲哉はどんなネックレスかを
聞いてきた。





…もしかしてこいつが拾ったとか?




だけど、椿咲哉は予想外の行動を
とりはじめた






…なにをしているんだ?





あろうことか
椿咲哉はいっぱいになったゴミ袋に
手を突っ込んだのだ。



そしてなにかを探しているようだ。



…探している…?



もしかして、おれのネックレスを?




椿咲哉は自分にとって関係のない
おれのネックレスを

自分の手を汚してまで探して
いるのか…?




それを見て、おれも残りのゴミ袋のなか
を探そうとしたら


止められた。





椿咲哉はいつものヘラヘラの笑顔で




「手が汚れちゃうでしょ??w
それにこれはおれの仕事だよ♪美少年君♪

見つかったら渡すからさ、
もう寮に戻ってなサい??w」






ちなみにおれは日本語はあまり
話せないが、聞き取るぶんには大丈夫だ




椿咲哉が言っていることはわかった。



おれが無言でいると
椿咲哉はまた探しはじめる。



生徒会のみんなだったら絶対にこんな
ことはしないと思う。





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