everyday interesting〜アナザーワールドストーリー〜THE2nd
増田「次は何を食べたい?輪」

輪廻「そうねぇ…」

そういった時、増田のケータイに敢からメールが入った。

「ナベさんと大地が酔いつぶれてるから今すぐに中央広場に集まれ」

と書いてあった。何をやっているんだあいつらは。

増田「ナベさんと大地が酔いつぶれたらしいから今すぐ行くぞ」

輪廻「仕方ないわね…何やってるのかしら大地は」

刹那「そうだな…」

明日香「それなら仕方ないね」

そういって4人は公園の中央広場に向かった。

中央広場には敢が待っていた。

敢「ナベさんと大地が酔いつぶれてな、リザが様子を見てるんだ」

増田「早速そこに行こうか」

そういって敢を入れた5人はナベさんと大地のところに向かった。

刹那「出来上がってるな、完全に」

増田「敢とリザは何をやってたんだ?」

敢「昼ご飯を食べてたらいつの間にか酔っぱらってたんだよ」

ナベさんを見ると顔が真っ赤になっていて大声で怒鳴っているが

何を言ってるのかさっぱり分からない。

一方大地は酔いつぶれて寝ているようだ。

増田「今日はもう解散だなあ…残念だけど」

そうして日曜日の花見は解散に終わった。

大地は輪廻がタクシーを拾って家まで一緒に帰ったらしい。

輪廻がふてくされていたのが疑問だが…。

輪廻(まったくもう…もっと勇太と一緒に居たかったのにぃ…)

刹那は家の使用人ことヤ○ザが公園にまで迎えに来ていた。

ヤ○ザ「御友人、本日はお嬢の相手をしていただきありがとうございました」

増田「いえいえ…」

ヤ○ザ「お嬢があんなに楽しそうな顔をされていたのは初めてなんですよ」

増田「そうなんですか…」

ヤ○ザ「御友人が先代の組長、すなわちお嬢の父上に似ているからなんでしょう、きっと」

刹那「おーい、何を話しているのだ?早く出してくれー」

「では、私はこれで」

そういってヤ○ザは車に乗り込み、そして出発した。
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