【BL】俺達は双子で男同士なんだが。【完】

『ッ…!呂来…!?』



意味が分からなかった。

何で呂来が俺を押し倒しているのか。

何で呂来の唇が俺自身のそれに当たっているのか。




さっきから何もない誰かに問い掛けてばっかだ。



『…やめろって!』



俺は呂来の胸板を力いっぱい押す。



唇は離れたものの、まだ俺には呂来が覆い被さっていた。





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