未来へのボール*FALL*
春、夏、秋、冬と季節が一回りし、
あたし達も2年生になった。
そして、一学期の始業式。
この日だ。
この日が、全ての始まりだったんだ。
新学期を迎えて、クラス分けを見て、
またマリとクラスが同じだった。
「まぁたアヤメと同じー。
あはっ、コトヨロ?」
「正月かっ。」
学年が変わっても、
昇降口は変わらない。
あたしは1年生の時と同様、
下駄箱を開けて、下足を入れた。
マリと2人で、教室に向かった。
《ガラッ》
《ガヤガヤ…》
去年同様、知らない顔のが多い教室。
別に人見知りとかでもなかったし、
あたしは特に気にしない。
適当にマリと隣の席に座り、
暇な時間、雑談をしていた。
《ガラッ》
あ、また誰か入ってきた。