未来へのボール*FALL*

春、夏、秋、冬と季節が一回りし、

あたし達も2年生になった。


そして、一学期の始業式。

この日だ。

この日が、全ての始まりだったんだ。


新学期を迎えて、クラス分けを見て、

またマリとクラスが同じだった。


「まぁたアヤメと同じー。

あはっ、コトヨロ?」


「正月かっ。」

学年が変わっても、

昇降口は変わらない。


あたしは1年生の時と同様、

下駄箱を開けて、下足を入れた。


マリと2人で、教室に向かった。


《ガラッ》


《ガヤガヤ…》

去年同様、知らない顔のが多い教室。


別に人見知りとかでもなかったし、

あたしは特に気にしない。


適当にマリと隣の席に座り、

暇な時間、雑談をしていた。


《ガラッ》

あ、また誰か入ってきた。





< 33 / 142 >

この作品をシェア

pagetop