キミ色

「高瀬くんは一番後ろの空いてる席に座りなさい」

その空いてる席と言うのは私の右隣の席。

コツコツと足音をたてて
私の隣の席に座る。

「朝会ったね。よろしく」

『あ、うん。よろしくね』

女の子達の視線が気になってしまう。

「名前は?」

『桜庭珠美です...』

「俺、高瀬裕太。裕太って呼んで」

『はい...』

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