girls-光に背いた僕等は-



痛いとかそんな次元じゃなくて
熱いよりも上


感覚なんて消えてた。





床に転がって足をおさえるけど
埋まった足は逃れられず



「キャーッ」て叫びは
はっきり聞こえた






そして。

ステージ上で
ひきつった笑みを浮かべる


短距離で俺と
入れ替わりで補欠に落ちた宮辺先輩――





ざまぁみろ。

宮辺先輩の瞳(め)が
そう言ってた。




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