vampire*love2
《side桜姫》





あと何度彼のしろい首筋に牙をたてられるのだろう



あと何度、彼の血で渇きを満たせるだろう



あと何度、この肩にすがりつけるだりう



ヴァンパイアが持っているはずの永遠の時間なんて不安定で脆く崩れてしまう



さっきの晶のように。



きっと私と森には永遠なんて約束できない



彼の腕に抱かれる今を



今を大切にしたい…




甘く、優しい味がする血を堪能し、ゆっくりと首筋から顔を上げる



「桜姫…」



血を吸ったからか少し息が荒い森。



色っぽくて、なにもしてないのにドキドキしてしまう



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