紅蓮の鬼
「で、かよちゃんはいつまで縛られてるんだ?」
イヴァルが再び俺に聞いた。
「あ、もしかして君はSに見せかけたM!!?ハァハァ」
「ちげぇよ。てか、なんでそんな息荒くなってんだよ!!?」
「これは逃げないようにするためにしてあるのね」
ポーン姉さんが腕を組んで言った。
その言葉を聞いて、イヴァルが真面目な顔をしてポーン姉さんを見る。
「問題ないわ。アタシがほどいても逃げれなくしてア ゲ ル 」
ポーン姉さんはそう言いながら、ユラリゆらりと俺に近づいてくる。
「え、いや結構ですよ」
本能が叫んでいる。
≪危険だ!逃げろ!≫
背中に変な汗が伝った。
「遠慮しないでいいのよ」
「いや、マジで遠慮しときまs――ぎゃぁぁぁぁぁあ!!!」
そして俺は意識を失った。
……何されたかって?
想像にお任せします。
「ほらね、ほどいてもおっけい」
「……白眼向いてるよ」
「黙れ肉団子、油で揚げるわよ」
「スミマセェェエン!!!」