紅蓮の鬼
「え、なになに?この展開?」
「なんでイチイが胸を躍らせてんだよ」
劉月の呆れたような声が聞こえる。
俺はそんな二人を放っておいて、久しぶりに会ったヨシャと話をしていた。
「へー。お前そんなに出世したのかー」
「相変わらず楓太はイケメンだなーこのやろ」
「へー。軍事の中枢に就いたとか、マジかー」
「うわぁ、肌が若々しいな!!!」
――………………………
話が噛み合っていないのは気のせいだろうか。