同居人はNo.1ホストー3ー完
うっ、うぅ~~!!
もう、嫌ーーーっ!!
今回ばかりは、尚希に反抗出来なかった情けないあたしでした。
(尚希、捺海ちゃんが可哀想だろ。
離してあげなよ)
グイッ……
そう言って春綺君は、あたしの肩に手を置き尚希から引き離した。
「ハッ?
コイツをどうしようと、俺様の勝手だ。
お前と違って俺様は、捺海に何しても許されるんだからな。
って言うか、俺様の女なんだから気安く触るな」
ちょっ!?
今、あたしの聞き間違えですかぁ!?
今、コイツなんて言いました!?
尚希の言葉に、引っかかりを感じて頭よ中で尚希の言葉を巻き戻しにする。
うーん…っと……
“捺海に何しても許されるんだからな。”
……………………ハアァァァァァ!!!!????
こっ、コイツ……何言っちゃってんの!!
あたし、許した覚えなんてないわっ!!
勝手に作って勝手に許可するなぁー!!
ってか、その言葉……
何か……何か……
気持ち悪い!!
お前、最近……変態が悪化してんぞ!!
大丈夫かっ!?
おいっ!!