同居人はNo.1ホストー3ー完
「どっ、どうしよ……!」
あたしは、オロオロしながらリビングを歩く。
いやーー!!
あたし、死ぬっ!!
尚希に殺されるうーーーぅぅ!!
あたし達は、パニックになりギャアギャア騒いでいるとー……
ピンポーン……
ピタッ……
その騒がしさを沈めるかのようにチャイムが鳴った。
「……………………………………」
もっ、もしかしてー……
あたしは、チャイムの音を聞き徹夜を思わず見てしまった。
すると、徹夜は緊張した表情をしあたしにモニターを覗け!
っと言っているかのように目線をモニターに逸らす。
あたしは、ドキドキしながらも恐る恐るモニターを覗く。
………ドキドキ………
モニターを覗くとそこにはー……
「……………ハァー………何だ……春綺君かぁ……」
モニターに映っていたのは、尚希ではなく買い物を終えた春綺君だった。