同居人はNo.1ホストー3ー完
そして、アイツの唇が自分の唇に伝わる。
全身が熱い……
さっきまで、少しだけ肌寒かったのに……
いつの間にか肌寒かったのが嘘のように熱い。
「待って……なお……」
そう言っても、やめないアイツ。
逃げたいのに逃げられない。
この手を離して欲しいのに…………
離して欲しくない……
もう、何が何なのか分からない。
頭の中が、ボーっとしてしまう。
あたしは、尚希から逃れるように離れようとする。
けどー………
「…………んっ…………」
アイツにキスをされて動きが、止まる。
あたしの……この……早く動く鼓動が尚希に伝わってしまうかと思うぐらい……あたしの鼓動はドキドキしていた。
他の奴には、こんな時でも余裕があったのに………
尚希に触れられると……
頭の中が、真っ白で余裕がなくなる。
「………ひゃっ………」
肌に手先の感覚が伝わる。
二人しかいない寝室に……
お互いの荒い息や声が響き渡る。