青春電車
私が驚きながらあたふた
していると電車のドアは閉まり
北高の男子は降りていた。
あいつって・・・。彼の事?
確か、彼はりょーちゃんって
呼ばれてたよね?
りょーちゃん・・・。亮介?
だったら、本田って。彼の名字?
私は嬉しさと疑問を胸に電車を
降りた。
「え?北高の男子が?アイに?」
通学路で美玲と会って学校に着いてからも
その話でもちっきり。
「でも、一歩進展だから!いい事じゃん
おめでとお~」
美玲が手を握って飛び跳ねた。
「でも、これから私はずーっと
こんな調子なのかなぁ?名前がわかっても
なんにもならないし、ミレイが羨ましいなぁ」