青春電車

私が驚きながらあたふた

していると電車のドアは閉まり

北高の男子は降りていた。

あいつって・・・。彼の事?

確か、彼はりょーちゃんって

呼ばれてたよね?

りょーちゃん・・・。亮介?

だったら、本田って。彼の名字?

私は嬉しさと疑問を胸に電車を

降りた。

「え?北高の男子が?アイに?」

通学路で美玲と会って学校に着いてからも

その話でもちっきり。

「でも、一歩進展だから!いい事じゃん
おめでとお~」

美玲が手を握って飛び跳ねた。

「でも、これから私はずーっと
こんな調子なのかなぁ?名前がわかっても
なんにもならないし、ミレイが羨ましいなぁ」

< 23 / 65 >

この作品をシェア

pagetop