青春電車
一本遅れても学校には余裕で
間に合う。
前まではこれよりも3本遅い電車で
行っていた。
偶然、委員会の都合で早く乗って
彼に出会った。それ以降ずっと
私はこの時間の電車だ。
やっぱり多い車内で彼を探す。
いつもの角に立っていた。
今日は男の友達も一緒だった。
携帯を触るふりをして彼を
見ていると北高の男子と目が合った。
その人も彼と一緒で北高オーラが
少ない。
北高の最寄り駅に着くと彼は
降りて行った。すると、目が合った男子が
携帯の画面を見せる。
私が不思議に思いながら見ると
「あいつの名前は本田亮介」