青春電車

玲奈ちゃんは正面を見ながら

走り書きで「知らない」と書いた。

何か、怒っているのかな。

授業が終わると、さっと用意をして

小さく手を振って帰って行った。

玲奈ちゃんとはいつも駐車場まで

行くのに…。

やっぱり何かが違う。もやもやした

気持ちを抱えながら私は塾を出た。
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