青春電車

次の日。

いつも通りの電車に乗ると

彼ではなく、私に携帯を見せて来た

男の人が居た。

気まずくなったので背を向けて

音楽を聞こうとしてイヤホンを

触っていると

「りょーちゃん、おはよっ!
今日はね、シュシュ新しいでしょ?」

女の子の甘え声が近くから聞こえた。

嫌な予感がしたけど勝手に体が

動いた。つんとつま先を伸ばすと

予想的中。そこには本田亮介君が。

私が一目惚れした男の子が居た。
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