青春電車

次の日。遅れて行こうと思ったけど

ママに怪しまれるのも嫌だし

体が動いちゃっていつも通りの電車に

乗った。

乗り込むと共に目についたのは彼。

避けるように私は背を向けた。

「次は、ーー駅、ーー駅」

聞き慣れたアナウンスが耳に響く。

ここは昨日咲ちゃんが降りた所。

辺りをキョロキョロと見回すと

イヤホンをポケットから出した。

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