危険な瞳に恋してる
 




 なんで……




 わたしは。






 このとき……





 紫音を、引き留められなかったんだろう。






 去ってゆく、寂しい背中にただ一言……






 行かないで、と






 言えなかったんだろう…………!







 
< 276 / 313 >

この作品をシェア

pagetop