seven kisses
「最初はそう思ったけど、もう限界。いつも放っておかれて、寂しくて耐えられなかった。でも、梨絵ちゃんは飽きもせず、サッカー馬鹿の居残り練習に、しょっちゅう付き合ってるんでしょ?」

「........あ、いや。」

「隠さなくていいよ。目撃情報、何回も聞いてる。って言うか、梨絵ちゃん、拓巳のこと好きなんだよね?」

「..........。」

「何となくわかったから、入部したての頃、わざとくっついて意地悪してた。ごめんね。」

「..........。」

「拓巳は私には手に負えないから、梨絵ちゃんにあげる。梨絵ちゃんは私みたいに見せかけじゃなくて、本当に真面目で優しいから、お似合いだよ。」

「先輩、そんなの........。」

「酷い? でも、ホントにそう思うよ。」
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