ヤンキー少女は純情ちゃん!



いまだに涙目の真美ちゃんは隆斗の後ろから少しだけ顔を出した。



いや、それにしても……




「こんなかわいい子が隆斗の彼女とは……」


ポツリ、と呟いたはずなのに隆斗には聞こえていたらしく。



「…あ?楓てめぇもっかい言ってみろや」



こっわ!


てか地獄耳!



「や、だってどっちかって言うと隆斗って近づくなオーラ出してるし。特に女子には」

「だよなー。俺も思った」


あたしに便乗してきた雅輝。



「なのにどうしたらこんなかわいい彼女ができんのかなーと」


思ったことをそのまま口にするとなぜか照れてしまった真美ちゃん。



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