オレ様になりたくて…。
「マジっすか!?オレ、この近くにシャレオツなカフェ知ってるんすよ。その店、女子受けいいっすよ~。難波さんも気にいると思うけどなぁ」
って調子に乗ってペラペラしゃべってると
「テメェさ、キャラぶれ過ぎだって。さっきから」
と、クスクス笑いながら難波薫子が言う
あまり見た事のない難波の笑顔に驚いたオレは思わず
「お前さ、もっと笑ってろよ。そうやって笑ってるお前、最高にイケてる」
って座ったまま顔を見上げて、思ったままの事を言った
「ば、バカいうんじゃねぇよ。殴られたいのかよ。早く立てよ。おいてくぞ」
難波薫子は顔を真っ赤にしながら、先に歩いてってしまった
オレは慌てて立ち上がる
「置いてかないでくださいよぉ~」
と、ちょっとニヤケながら追っかけると
「早く来い、チャラ男」
って笑いながらオレに向かって言ったその顔は
もうチャラ男でも何でもいいやって、思うくらい最高に可愛い笑顔だった