オレ様になりたくて…。
私にはいつも挑戦的な三輪さん

私を求める声も腕も何もかもが激しくて

私はその激しさに溺れていくばかり

とてもじゃないけど、お互いの間に穏やかな空気が流れる事などない

どこまでも激しく情熱的に求められ

私はただ、夢中にそれに答える

それがアタシと三輪さんの愛し合い方だ


けれど


さっき見た三輪さんは

相手を慈しむ様な優しい笑顔

相手をいたわる様にそっと肩に回された優しい手

どれもこれも私には一度も向けられた事のないものだった

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