ゴーストバスターZERO
第29話(堕ちた正義)
お疲れちゃん!
みなさんの零だよ!


人間って
色んな欲望が
あるんだよな…


物欲
食欲
金欲
性欲
学欲
睡眠欲

そして
入浴
(↑ちょっと違うだろ!)

ニューヨークだ!!
(↑言うと思った!!)


まぁ
冗談は顔だけにして
(↑そういうこっちゃ!!)


人間って
欲だらけだな…

生きていく事で
必ず
付いて離れない




今回も

目の前の金塊に
目がくらみ…

門を閉める代償で
金をもらうと言う

魔界の者との
取引

そして

報酬


これが


契約なんだよな…



……第二十九話(堕ちた正義)



俺は

門を閉めた時に

見せた

金塊魔神の

ニヤリ顔を

さほど気にする事もなく


今まで

降りて来た

階段を上がって行った


これだけの
金塊を
換金すると


億?

いや

数十億か?


夢の海外永住
(↑英語は喋れんだろ?)


毎日
クルージングで
フィッシングか?
(↑毎日)
(↑クリーニングで)
(↑ブラッシングだろ!)
(↑意味分からんな…)


セレブの仲間いりだぜ!


まぁ
やりたい事は
沢山あるが


先ずは

これを
換金しないとな!


そんな事だけを
考えながら階段を
上っていくが



中々着かない


もう

かれこれ
降りて来た分の
二倍は上がってるのだが


そして

体に

異変が…


全身から
獣の毛がはえてきて


口が
モゴモゴし始めた…

キバがはえてきた…


腰は徐々に
曲がっていき


手が…

2本

また2本


なくなり

阿修羅モードが
解除された


それでも尚

落ちた金塊を

手でかき集め…

残りの
手が…


なくなって行く…


これが

俺の手か?


手の皮が
厚くなり

まるで

グローブみたいだ

足も短くなって行く


これって

土竜(もぐら)のようだ


今まで持っていた
金塊は
そんな
俺の変化を
嘲笑うかのように

輝いていた…


「天魔~!」
「天魔~!」
「助けてくれ~!」
「天~魔~!!」



(人間よ…どうしたのかな?)
(もはや、今の姿を見ると、人間とは言えんがな…)

「ぉ、お前…さっきの…」

(口の聞き方に注意しな!)
(元人間よ…お前…今は魔界の三下クラスより、身分が低いんだよ!!)


「お前…騙したな…」


(騙す?何が?)
(お前が勝手に、金に目がくらみ、俺様の条件を受け入れたんだろうが!!)


ドスッ!!


ウガァッ!!


「お前…戦わない…魔界の者だろ…なぜ…蹴りを入れるんだ…」


(はぁ?俺様は部下には厳しいんだよ!!)
(そして戦うことも出来るんだぜ!!)


(オリャ!!)
ドスッ!!
(どうした?)
ボコッ!!
(手も足も出まい!!)


ウァアッ!!


(人間って単細胞だな~)
(魔界の俺様の言うことを、すぐ信用するからな…)
(欲に目がくらみ、冷静な判断をなくしてしまうからね…)
(百面鬼を倒したヤツだから、期待していたが…)


「天…魔~!」
「俺は一体どうすればいいんだ…」


(ごちゃごちゃ言ってないで、魔界で働け!!)
(天魔だと?)
(暗黒竜のか?)
(あの時は、よく虐められたよな…)
(ここには、来れんぞ…)
(地下には結界が張られてるからな、お前の声も届くまい…)
(さぁもういいだろ!!)
(はよ、働かんか!!)


金塊魔神は
俺を蹴落としさっきの
門まで飛ばした…


ウガァッ~
ウギャヤア~!!


そのまま…

金塊魔神は

俺の首根っこを持ち

金塊魔神の部屋を抜けて


さらに階段があり

階段の途中にある

左右の2つの扉を横目に

さらにさらに

地中深く…



門?


(さぁ着いたぞ!!)


ギギギギ~


これは


数千もいる
魔物達が


奴隷のように
働いていた…

監守らしき
魔物がニヤニヤしながら
近づいてきた…


(これは、これは…)
(金塊魔神殿、わざわざ来なくても、使いをよこしますのに…)


(いつもご苦労だな…)
(この新入りを可愛いがってやれ!!)
(コイツは、九尾や百面鬼を倒したヤツだ!!)
(特に念入りにな!!)



一瞬にして
魔界の奴隷達が
俺を見た



(このクズ共が!!)
(作業を続けんか~!)
(あっ!!失礼しました…)
(この餓王にお任せを!)



(しっかり頼んだぞ!!)
(じゃあな!)
(ここにいると気分が悪くなるからな)



金塊魔神は
そう言いながら
消えていった…


餓王は
その瞬間に
トゲが付いたムチで

俺を討ち始めた…


(ここの最高責任者は、この餓王だ!!)
(この魔界は死よりも苦しみもがく場所、人間界だと、500年はここで働いて貰うから、覚悟するんだな!!)


そして
腕と足に
重りをつけられ


魔界の奴隷達と
強制労働をする事に
なった…



俺は

ここから

脱出出来るのか?


欲に負けた俺は


ここまで
堕ちていったのか…(泣)


人間って
弱い動物なんだよな…


天魔…

ZERO…


友に合わす顔がない…



だけど…


自分のケツは

自分で拭くよ…



待ってろよ

必ず

ここから


逃げてやるからな…(泣)



第二十九話 続
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