Survival Travel
prologue
はぁっ…はぁっ…

一体どのくらいの時間走っていたんだろう。

あんなに照らしてくれてた太陽はもうとっくに隠れてしまっていた。
見えない何かを背中に感じ、振り返るなんて悠長な事はしていられない。

闇に包まれ視界が悪くなる。
私はまだ足掻く。

あなたにもう一度会いたいから。
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