Yucky☆マニア~Special Fan book~


車ん中に俺が着てたTシャツがあるよな…


う〜ん。
それ濡らしちまうと上半身裸の、半裸状態で帰る羽目になるけど……



ぷにゅーん

むにゅーん

ふにゅーん



「う〜…
気に入らなかったのかなぁ…。」



だぁぁっ!!
腕組んで考え込むんじゃねーよ、このバカ!!


ふと美織に目をやるとアイツは腕を組んだまま、カラダを軽く揺らしながらブツクサと文句を垂れていた。


美織が動くたびに胸がプルプルユラユラ震えて、腕組みをして持ち上がった胸がとにかくエロい!!


ーーだ、ダメだ!!


危険すぎる!
こいつをこの状態のまま放置するのは危険すぎる!!


そう思った俺はアイツの手をグイッと引っ張ると無理矢理、車に連れて行く。

後部座席の扉を開けて、自分の脱ぎ捨てたTシャツを乱暴に掴むと


「これ、着とけ。」

「きゃあっ!」


美織の頭から強引に服をかぶせる。


ーーふぅ、これで一安心だな。



ホッと息をついてアイツに目をやると


「もう…、乱暴なんだから…。」


う、うぎゃぁ!!


俺の渡したTシャツは美織の下半身…。つまりは、魅惑の三角地帯ギリギリの長さに揃えられていて。

動くたびに見え隠れする白いビキニが…違う意味でエロすぎる!!



多分さ??
赤とか青とかピンクならいいんだよ。
水着らしい色なら、まだセーフなんだ。


だけど……
白、っていうのがダメだ!


なんつーか、いけないものを見た気持ちというか、無敵のチラリズムというか……

とにもかくにもエロすぎる!
男の妄想力を甘くみるんじゃねーぞ、コンチクショー!!

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