傍にいさせて
デートじゃないです





次の日、未だ爆睡中のみんなを置いて、汰斗さんと買い物に来た。



あ、みんなには朝ご飯と、一応お昼ご飯も作ってきたから、多分大丈夫…………な、はず…。




「みんな、ちゃんと起きて食べてますかね?」


「さぁな…結局、朝方まで飲んでたからな」




そう、あの後……私と汰斗さんが、気恥ずかしくなってリビングに入ってきてから、最初こそみんな寝たふりをしていた。



けど、相楽さんが吹き出したのをきっかけにみんな起きて、また酒盛りが始まった。



そして案の定調子に乗って、私と汰斗さん以外が酔いつぶれた。



私たちが家を出たのは九時頃で、その時はまだみんな爆睡中。




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