大丈夫・・・君は一人じゃない
ちなみに、電話の相手は母親の母親。
私にとっては、おばあちゃんにあたる人。
昔、私が中学1年の時。
母親は男遊びで毎晩、出歩いている時。
私の父親が、おばあちゃんに電話をして、母親が男遊びをして、私の面倒なんかしてないと、電話で話したみたいで、それを聞いたおばあちゃんが、岩手から新幹線で飛んできた。
ピンポーン
私は玄関のドアが開けた。
そこには、おばあちゃんの姿があり私を見るなりお母さんは?と聞いてきた。
私は、「いないよ」っとおばあちゃんに言った。
おばあちゃんを家の中に上げた。
そうしたら、いきなりおばあちゃんが土下座をしてきた。
「ごめんなさい。 恵美の母親が男遊びに明け暮れているなんて知らなくて、恵美に寂しい思いをさせて、ごめんなさい」
「………もう、いいよ」
「えっ?」
「どっちにしろ、謝って貰った所で何も変わらない」
「帰って」