まっすぐなキミにまっすぐな愛を。










「…初めまして…あの、皐月は……っ」








ぐっと顔を上げて言おうとすると目があった皐月のお父さん。





「キミは……」




「…皐月の友達の……

辻なぎさです…。」









明らかに2人が反応したのがわかった。










「あたしと皐月…一緒にいて…。

あたしが、酷いこと言って、皐月が走り出しちゃって……


横断歩道で車に…「もう良いよ…」」










「え…?」








遮られたことに驚いて立っている龍月さんを見つめる。








「わかったからもういいなぎささんは悪くないよ…。」





「でも、あたしがあんなこと言わなければ…!」





「なぎさ、良いからお前は休め。」








龍月さんと先輩に言われて後ろの壁に身体を預ける。





「私、お医者さんに話聞いてくる…から、涼雅くん、一緒に来てくれる?」





「…え、俺っすか!?良いですけど…。」








「弗宇田、下に何か買いに行こっか、みんなの軽食でも…」




「あ、うん?」








あっという間に手術室の前にはあたしと先輩と龍月さんだけになった。






「先輩……」





「…俺もいていいっすか?」





「あぁ、もちろん。」









みんな皐月が大変で心配なのに…





こんな話、するべきなのかな?










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