スウィートレッスン〜運命の相手は…幼なじみ!?〜
いつもの調子で倉石先生の用事を引き受けると、隣から鋭い視線を感じた。
「なに?」
痛いくらいの視線の送り主は…親友だった。
「倉石先生の用事って、すぐ終わるよね?」
「みんなからアンケート用紙を集めて持って行くだけだから、そんなに時間かからないと思うけど」
「じゃあ、わたしも回収を手伝う!」
「ありがとう」
「だからアンケートを早く先生に渡して、速攻で歩夢くんたちのところに行こうねっ!」
「あっ!」
───完全に忘れてた。
今日1番の難題がまだ残っていることを──・・・