スウィートレッスン〜運命の相手は…幼なじみ!?〜

駅を出て、辺りをキョロキョロと見渡してみたけど、2人の姿はやっぱりどこにも見えなくて…その時


パッと目に映ったのが、長い横断歩道を渡った先にあるコンビニだった。


「ひとまず、あそこに行ってみるか」


そう考えて、信号が赤から青に変わるのを待つ。


「あの…すみません」


「はい?」


なんなんだよ。人が急いでいるっつうのに。


「このお店、ご存じないですか?」


制服を着たOL2人組が、俺に雑誌を見せて道を尋ねてきた。


そこなら知ってるけど


今、詳しく説明をしてるヒマじゃないしって、そう思っていると
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