スウィートレッスン〜運命の相手は…幼なじみ!?〜
『あっ、ママ。美琴の家に寄って帰るから、ちょっと遅くなるけどいい?』
隣でヒナがおばさんに遅くなることを連絡している。
電話を切った後…ヒナは
「初めて…嘘ついちゃった」
と、首を傾げて笑った。
その顔が昔、泣いた後で見せていた笑った顔と同じで
思わず、かわいいな…なんて思ってしまった。
「ダイちゃん。海って…もしかして。あの海に行くの?」
ヒナが言う“あの海”とは、昔…よく一緒に遊んだ海のこと。
夏になると、俺とヒナの家族は揃って何度もあの海に足を運んでいた。
急に俺は2人でよく遊んだあの大きな海に、ヒナを連れて行ってやりたいって…思ったんだ。