スウィートレッスン〜運命の相手は…幼なじみ!?〜
車でちょうど1時間、走らせたところにある…思い出の海に到着すると
「今日は誰もいないね」
「……ああ」
久し振りに一緒に来た海は、真っ暗で波の音が静かに聞こえるだけだった。
「ここに座るか?」
「……うん」
一緒にお城を作ったこともある砂浜に並んで座る。
あの頃、一緒に来ていた時は人で溢れていた海も…今日は俺とヒナの2人だけ。
半分顔を出した月が目の前に見える大きな海を優しく照らしている。
「ダイちゃん。キラキラして綺麗だね」
月の光が反射して緩やかに波打つ海は、その言葉どおり…言葉にならないくらい美しかった。