スウィートレッスン〜運命の相手は…幼なじみ!?〜
『あら、ダイちゃん。今日は早いのね。もう行っちゃうの?』
ヒナに似ていて…色白で大きな瞳が印象的なおばさん。
『……はい。飛行機の時間があるんです』
『ダイちゃんがいなくなると寂しくなるわね』
『あの…おばさん、これからもヒナにはなにも言わないでくれませんか?』
『でも…あの子のことだから、毎日ダイちゃんを探すと思うわ』
それを聞いた時、頭の中に…泣きながら俺を探すヒナの姿がくっきりと浮かんだ。
『二度と会えないわけじゃない。いつか絶対に会えると思うから、ぼくがいなくなったなんて…言わないで下さい』
11歳の俺は、あの時…おばさんに頭を下げてそうお願いをした。
心の中でそう信じていたんだ。
大切な人とは、また必ずどこかで会えるって──・・・