スウィートレッスン〜運命の相手は…幼なじみ!?〜
そう思いながら、ダイちゃんに慌てて返信をした。
“今日はありがとう。大丈夫だから…”
ダイちゃんに聞きたいことはたくさんあったけど、それは明日、直接会って聞こうと思いって書くのはやめた。
聞いても、ダイちゃんは答えてくれないかもしれない。
それでも、あたしは聞かずにはいられない。
「……ダイちゃん」
その時、ふいに白いドレッサーが目に映った。
ベッドの隣にある、このドレッサーの引き出しの中にあたしの…たった1つの宝物がある。
久し振りにそれをそっと開けてみた。