スウィートレッスン〜運命の相手は…幼なじみ!?〜
「はぁはぁ…ダイちゃんっ!」
「どうしたんだよ?こんな早くに。もしかして、なんかあったのか?」
駐車場にいるはずのないあたしの姿を見て、驚いているダイちゃん。
そうかと思ったら、すぐにあたしの心配をしてくれる。
どうして…いつもあたしのことをそんなに考えてくれるの?
あたしは、なにも気づいてあげられなかったのに──・・・
「あのね…あたし、ダイちゃんに聞きたいことがあるの」
「わりい。朝から会議があるらしいんだ。また後でな!」
「えっ、ちょっと待ってよ!」
ダイちゃんはすぐに駐車場から消えてしまった。