スウィートレッスン〜運命の相手は…幼なじみ!?〜


「それ…マジで言ってんだよな?」


「本気じゃないと…こんなこと言えないよっ!」


自分の顔から火が出そうなくらい…今


恥ずかしいことを言ってるってことぐらい…自分でもわかってる。


瞼を閉じ、膝の上に乗せていた手をギュッと握った。


「……ゴメン。ヒナの気持ちは、わかったから」


するとダイちゃんの温かい左手が、膝の上で弱虫になっている手を優しく包んでくれた。


「……ダイちゃん」


「俺だって…ヒナと一緒にいたいよ」


目を細めて見せくれた笑み。


そんな顔を見せられたら、ますますダイちゃんでいっぱいになって…どうしたらいいか、わからなくなるよ。
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