ペット化宣言


「……じゃあ、こいつは俺のペットだ。」



「………え。」





「それなら問題ないよな。」と船員たちに説いている船長さん。


いやいや、問題大有りだから!



ペットって何?人権は!?





私の気持ちも虚しく、船員たちも「ミナトさんがそこまで言うなら…」と引き気味だ。



最後の希望である金髪のお兄さんも「そ、それなら…」と反対するのを諦めてしまった。





「この丸さといい、豚っぽくて調教しがいがありそうだ。」







その言葉を聞いて、私は絶句した。





…………死んだ方がましだ。










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