ペット化宣言


「おい、ミナト盗賊団。ユーリさんを何処へやった。」


次の町へ進んでいると、突然現れたカムイ海賊団のマークをつけた一人の男。



ギロリと睨んだミナトを団員たちが鎮めている間、アレンはその男に近付いて尋ねた。




「むしろ、こっちが聞きたいぐらいっす。……でも、カムイ海賊団も何も知らないみたいっすね。それに、見て分かるようにミナトさんはユーリのこと忘れてるんで、これ以上聞いても無駄っすよ。」



そう言ってその男をスルーしていくミナト盗賊団。

その言葉を聞いた男は慌ててカムイの元に帰って行く。



そして数日後、カムイが現れたのだった。






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