ペット化宣言


「アレン!」


「はいっす、ミナトさん!」


さっきの金髪のお兄さんが返事をする。
へぇー、アレンっていうのか、あのお兄さん。

日本人っぽくない名前…
ここは日本ですらないのかな?


いや、でも日本語通じてるし…。



この世界についていろいろな不思議を考えていると、船長さんは言った。



「さっき言った通り、こいつの世話は任せた。」


「はいっす…。」




ちょっと嫌そうに返事をした金髪のお兄さん改めアレンさん。


嫌なのは私も一緒ですから!

アレンさんは船長さんよりも怖い存在として、私の中で認識されていた。











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