逢いたくて
「俺も幸せ」

私たちは甘いキスをしてベットに入った

寝る前に渉は赤ちゃんをつぶしたらどうしようだとか

生まれたらなにがほしいかとか

ひとり慌てたように考えていた

私は睡魔にかてず慌てる渉をおいて先に夢の世界に入った





朝

なんとなくお腹に違和感があった

妊娠はこんなものなのかもしれない

そう思いながらなんとなく不安だった

生理前のような重たい感じ

リビングへ行くと渉がコーヒーを飲んでいた

「おはよう」

「おはよう」

「なんか顔色悪いな」

「そう?」

「おいで?」

渉の膝に座らされ脈や熱を測られる

「咲は今日休みだろ?ゆっくりしてたほうがいい」

「うん。…なんか…」

「ん?」

「急に臭いが強く感じる…」

「おっ?ついにつわりか?!」

「気持ち悪くはないんだけど…」

やさしくお腹に触れながら

「ここにちびがいる証拠だな」

渉は目を細めた

「ちび?」

「俺達の子供の愛称だよ。ゆうべ一晩中考えた」

「ちゃんと寝たの?」

「寝れるわけがないだろ。興奮してさぁ」

渉は出勤するまでずっとちびの話をしていた

そして甘いキスをひとつ
< 127 / 204 >

この作品をシェア

pagetop