付き合ってるのよ?
でもね。


裕人くんは、私をガン無視で私たちの横を、普通に通り過ぎて行く。

ほらね。
言ったでしょ?


裕人くんは、全然私となんか喋ってくれない。

付き合ったのに、私たち意味ないじゃない!

そりゃあ、私だって…

恥ずかしいけど…。

そんな、普通の顔して、通り過ぎられると、結構傷付くよ…


まだ、数日しか付き合ってないのに、考えちゃうんだ。

あなた、本当に私のこと好きなの?って。

私は、少しの間、裕人くんの後ろ姿を、眺めた。



そして、ほんの少し駆け足で、理科室に向かった。






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