付き合ってるのよ?
……裕人くんは、ポカンっとした顔で私たち(主に私)を眺めてる。


……くそっ!


美奈が、あんな目立つことしたから、私まで変な目で見られてるじゃない!


私は、美奈を軽く肘で付きながら悠也に言った。


「ねぇ、悠也。私たち、悠也と最近の日常のことを3人っきりで語りたいの?」


最初は、裕人くんと同じでポカンっとしていたけど、ようやく話が分かったらしく『いいよ』っと言って、近くの空き教室に入った。



そして今に至る。




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