あの日決めた誓い

1章~卒業~

卒業式当日。
私は久しぶりに着るワイシャツに袖を通す。
私は玄関を出たとき私は考えてしまった。
もし、翔にあったら、なんて話せばいいの??
まず、誤る?それとも、何もなかったように笑顔で接する?
そう考えてると後ろから
「あんりぃ~お久しぶりぃ~心配したよん!!」
「ゴメンゴメン!みこほんとに私を心配してる?」
「してるよぉ~早く行こう!遅刻しちゃうぅ~」
「分かった分かった!行こう♪」


教室
「杏里お久しぶり!!」
「お、お久しぶり!」
私はしゃべったことない子たちにも挨拶された。
「杏里ちゃん心配したよ~」
「ありがとうね♪」
「あっ!翔来てるよ!呼ぶ?」
私は翔をみた瞬間心臓が停止したみたいになった。
心が痛くて今でも壊れそうだ。
「ねえ!ねえ!杏里ちゃん?」
「あっごめんごめん。いいよ!呼ばなくて・・・。」
私は走って屋上に行った。
「ぅぅぅうぇ~ん」
私は顔がぐちゃぐちゃになるほど泣いた。
その時。
ドアが思いっきりあいた。
「杏里!!お前もう卒業式はじまんぞ!って杏里泣いてんのか?」
やさしい声が聞こえた。そっと後ろを向くとそこには翔が立っていた。
「翔?っっひっひ何で?何で私を??」
「俺はお前の彼氏だからな!」
翔は照れながら言う。
「翔?うち翔のこと裏切ったんだよ!!そんな奴のこと彼女って言える??」
「言えるに決まってるじゃね~か」
翔はやさしい口調で言う。
「ってか杏里何で泣いてんだ??」
「泣いてない!!」
「はぁ?さっき泣いてただろ?」
「泣いてないもん!」
私は翔に笑いながら話す。
「翔、これからも私のそばにいてください!」
「こちらこそなww」
私たちはこの空に近い空間で永遠の誓いをしたんだ。

~卒業式が終わり~
「杏里~これからどっかいかない??」
「いいけど・・・。どこ行く??」
「杏里の行きたいとこ!」
「えぇ~どうしよう・・・。じゃあうちについてきて!!」
「OK!!」

「ここどこだ??」
「私の思い出の場所♪」
「思い出?」
「そう思い出。私がお母さんとお父さんと最後に来た場所・・・。ここに来た後事故にあって、私をかばって・・・。
あっなんか静まった話してごめん」
「そんな過去があったんだ」
「でも私は今生きてる。お父さんとお母さんのおかげで。この命大切にしないと。」
「そうだな。」
「ここ、落ち着くんだよね。」
「わかるかも」

私と翔は夜までここに寝ころんでいた。

「翔?そろそろ帰んない?」
「そうだな。帰るか!」
「星きれいだね!」
「そうだな!」
「さっきから翔そうだなしかいってない!」
「そうかww」
「もう~」
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