無口な上司の甘い誘惑②~究極の愛~
ドアが開き、

愛奈の姿が見えた。


「・・・愛奈」

黙ったままオレに近寄った愛奈は、

永遠子の腕から、

オレの手を引き離した。


「俊の声、

外まで聞こえましたよ。

…永遠子さんは、

私に何もしていない」


「いいんです、愛奈さん。

なぜ止めたんですか?

どうせなら、叩かれてしまった方が、

後腐れなく、諦められたのに・・・」


永遠子の顔が悲痛に歪む。



「何言ってるんですか?

何の罪も犯していないのに、

そんな事されてはダメです」

愛奈と永遠子の会話が

イマイチ読めないオレ。
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