無口な上司の甘い誘惑②~究極の愛~
「寝てません」


「寝てただろ?」


「寝てませんってば」


「い~や、寝てた。

・・・あ、よだれが」


「ウソ?!」


慌てて口元を拭った愛奈。

そんな愛奈を見たオレは

吹き出した。


「…笑いすぎです」

「冗談だよ。

ほら、行くぞ?」


そう言って、

愛奈を立たせると、


「あの」

「どうした?」


「私の頭・・・

撫でました?」


「・・・いや」
< 149 / 234 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop