無口な上司の甘い誘惑②~究極の愛~
「ただいま・・・

髪伸びたんだな・・・」

長い髪に触れてそう言えば、


「フフ・・

少しパーマもあてたんですよ?

少しは綺麗になりました?」


頬をほんのり赤くして微笑んだ愛奈。


「綺麗だよ・・・

そんなに綺麗にならなくていい

って、言ってただろ?」


・・・

オレは愛奈を抱きしめた。

・・・

愛奈もオレを抱きしめて、


「ずっと会いたかった」


そう言った・・・


「ずいぶん待たせたけど、

もう、2度と・・・

愛奈の傍を離れないから」

抱きしめる腕に力が入る。
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