幼馴染の儚い恋

「もう。百合気づいてたなら起こしてよ。」

先程まで、担任に授業中に寝ていたことについて怒られていた私は機嫌が悪かった。

「仕方がないでしょ。」

はぁ。とため息をつく百合に睨んだのだが、百合はそんな私を見てかわいいなぁ。と言うだけであった。

「二人とも遅くなってごめん。」

そういいながら入ってきたのは、私の幼馴染でもあり、想いを寄せている奈央であった。

私達三人はいつもお昼休みになると、私と百合の教室でご飯を一緒に食べることにしている。

「奈央どうしたの?」

私は奈央の様子がいつもと違うことに気がついた。

私がそう言うと、奈央は気付かれたとでも焦ったような顔をして私に愛想笑いをした。

私は、相談に乗ろうかと言おうとしたが、それはあの人によって防止された。

「奈央君、生徒会の集まりがあるから早く来てね。」

「うん。わかった。森山さん。」





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