幼馴染の儚い恋
「れ..か,,,れい……玲華!!」
「…ぅわ!?」
「おはよう玲華。」
私はしばらくこの状況の内容が把握できなかった。だけど、しばらくして…
「あぁぁあああ!!」
そう、私が叫んだ理由。それは授業がいつの間にか終わっていたことだ。
「私、寝てたの?」
ゆっくりと百合に聞いた私の顔は不安気な顔。それに対して対照的な百合の満面な笑み。もし、このクラスの男子たちにこの天使のような笑顔を見せたら一発で落ちてしまうだろう。
でも、私にはこの笑顔が悪魔の微笑みにしか見えて仕方がない。
「先生、玲華のこと見てたよ。きっと可愛いから起こさないようにしててあげたんじゃないの?」
百合、貴方はなんて邪悪な小悪魔なの?
あの先生は寝ていた生徒を担任にまで教えに行くというとっても恐ろしい先生だって知ってるはずでしょ!?
「ねぇ!!」
私は百合に助けを求めたが、小悪魔の百合にはその思いは届かず、お昼休みに担任に呼び出しを食らう羽目になってしまった。