忘れないでー好きなまま、さよなら-
次の日ー


昨日とは、打って変わって
 冗談を言いながら昔のように笑う。





「和彦がナンパするの。
  2人でいなくなった。
 結局、振られたみたい。」


私が、
 病棟に行くと

泰が
 噂話をひたすらしてくれた。


昔みたいに、
 いや、昔より仲良いかもしれない。


「先生!」


「あ、父ちゃん」


少し話すぎたか、
 吐き気を訴えた。


うわ言を言い
 眠りに就いてしまった。


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