忘れないでー好きなまま、さよなら-
俺は、不登校になった佑介の
 不登校のワケを聞かれた。


俺は、居たたまれなくなって


「ごめんなさい!!
  全て、僕です。」


頭を下げるしかなかった。
 何も出来なかった。


「俊介!」


「あの、僕と言う事にしてくれていいです。
 お願いします。」


「どうして?」


「佑介とは違う。僕は、ただ・・・
 怖いんです」


「佑介を脅す奴を知ってる。でも、
 そいつを怖くて君も、そいつを、教えない。
 言えないんだ?」


「言えません。言ったら、明日から
 登校できない。そんな奴、知りません」

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